Breeders Circle Only One

ダイヤモンドバックテラピンについて

ダイヤモンドバックテラピンは、北米の沿岸部や河口付近の汽水域に生息する水棲ガメです。海水と淡水が混ざる環境に適応している点が特長で、一般的な水棲ガメとは異なる性質を持っています。この「汽水域適応」は、飼育においてもポイントとなります。

ダイヤモンドバックテラピンの魅力

白い肌の亀、白地に黒い模様(ゴマ粒、ダルメシアン、ドット、ライン)が入ります。個体によっては、ピンクに頭をした生体もいます。

  • 個体差が非常に大きく、異なる見た目
  • 子亀から成体になるまでに、変化する背甲の発色
  • 人懐っこい面もあります。

亜種名

ダイヤモンドバックテラピンには複数の亜種が存在します。

  • Malaclemys terrapin terrapin ノーザンダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin centrata カロリナダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin littoralis テキサスダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin macrospilota オルナータダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin pileata ミシシッピダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin rhizophorarum マングローブダイヤモンドバックテラピン
  • Malaclemys terrapin tequesta ヒガシフロリダダイヤモンドバックテラピン

亜種によって、棲息地、『甲羅の色や模様・皮膚の色味・体のサイズ感』が異なり、同じ種でもまったく違った印象になります。この「違いを楽しめること」も、この亀の大きな魅力です。

飼育の基本

ダイヤモンドバックテラピンは比較的丈夫な亀ですが、その特性を理解した環境づくりが大切です。

  • 水温(25℃~32℃目安) クーリング程度の低温刺激も必要
  • 陸場(バスキングスペース)
  • 紫外線の確保(休日に一緒に日光浴がお勧め)
  • 安定した水質管理

※特別な設備よりも、「安定した状態を維持すること」が大切になります。

テラピン特有の環境の考え方

ダイヤモンドバックテラピンは汽水域に生息するため、水質の変化に対して独特の適応力を持っています。真水から汽水、短期間なら海水でも大丈夫です。しかし、通常販売されている個体は飼育下での繁殖個体になります。

これらの亀は、真水で飼育されている事が多いので、真水での長期飼育も可能です。前の飼育者がどのような環境で飼育されていたか確認する事が大事です。通常の淡水亀と同じ感覚で飼育可能ですが、元々は汽水域に生息していた事を忘れないでください。

飼育における大切な考え方

ダイヤモンドバックテラピンの飼育には、「これが正解」という明確な方法はありません。広い遊泳スペースがあり、バスキングできる陸場があるなら、基本の飼育はできます。大事なのは日々の観察を怠らない事、亀の反応や動きを見て、「なぜ、そんな事をしているか」亀の気持ちを受け止め想像する事が大切です。

成長を見越した環境の準備

3cmの子亀と20cmの成体では、基本的な飼育方法は同じですが、異なる事がひとつあります。

それは、飼育スペースになります。甲長20cmの亀が泳ぐためには、最低90cm×45cm×45cmの水槽が必要になります。

どのタイミング大型水槽に切り替えるか、飼育をする場所とスペースをどう考えるかも大事な事です。(飼育スペースが取れない場合は、水流を作る事も工夫のひとつです)

繁殖について

ダイヤモンドバックテラピンは、環境が整えば繁殖も可能な種です。

ですが、誰もが繁殖しなければならない訳ではありません。

自分が用意できる飼育環境や設備面を考えて計画的に進める事が大切です。本気で繁殖をさせたい場合は、「お問い合わせ」より相談をお願いします。

飼育における疑問点

飼い続けていれば、沢山の疑問が出てくると思います。まずは、「なぜ」を考えてみてください。そして、どうにも解からない場合には、「お問い合わせ」より相談をお願いします。